先に申し上げときますと、ボクはプロではありません。

しかしダーツを上手くなりたいと思う以上プロを目指すことも考えていますし、そのために練習しているのでもあります。これから書くのは、効率のよいプロ試験のクリアー方法ではなく、プロ試験をパスするためにはどの程度のレベルが必要なのかということだと考えていただければと思います。

なお、実技試験の他に「筆記試験・書類審査(自己推薦や課題文)」などのクリアーが必要です。

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まずはJAPANのプロ試験(実技)のクリアー数値を見てみましょう。

  1. SHOOT OUT 5500点以上
  2. 701 (セパレートブル・Open In/Master Out)
    7ラウンド以内フィニッシュを2回
  3. CRICKET COUNT UP スタッツ5.1以上を2回

※1SHOOT OUT合格後、試験開催期間中は続きから受験可能となります。
※2以降の試験順序は、701(JAPAN LADIESは501)・CRICKET COUNT UPのどちらからでも受験可能となります。

上記の内容となっています。

いずれもオフィシャルダーツマシンである「DARTSLIVE 2」でプレイすることが出来ますし、同マシンを使って実技試験も行います。
順番にゲーム内容と難易度を考えていきましょう。

SHOOT OUT 5500点以上

1のSHOOT OUTとは、「20枚のパネルとBULLをすべて打ち抜き、高得点を目指します。各パネルを正確に打ち分けることがこのゲームの”鍵”。 個人の練習用としても効果的なゲームです」と公式HPで紹介されています。点数の加算方法ですが「ヒットしたパネルの番号×シングル:1倍、ダブル:2倍、トリプル:3倍×ヒットした枚数(ヒットした枚数はマシンモニター上に「×数字」で表示されます)」と書いてあります。

これを計算式にすると”T20を5枚めで打ち抜いた”とすると、20×3×5=300点となります。
ですのでブルを除く最高点は20×3×20=1200点ということになります。一番理想的なことを言えば、「1〜20まで順番にトリプルを撃ちぬく」ことができれば余裕でクリアーできますが、完全に神業です。

では逆算して最低限必要なターゲットと狙う順番を考えましょう。単純に5500点から順番に引き算します。
5500-20×3×20=4300、4300-19×3×19=3217、3217-18×3×18=2245、2245-17×3×17=1378、1378-16×3×16=610、610-15×3×15=-65となり、ここでクリアーとなります。

以上の計算式を見ていただければお分かりかと思いますが、要するにクリケットナンバーを15〜20まで全てトリプルで撃ちぬくことができれば合格なわけです。
非常によく考えられた試験内容ですね。

それでもクリケットナンバーを全て一撃でトリプルを射抜くなど、相当な技量が必要になります。
しかし、このゲームには一種の救済措置があります。それは「1〜20全てを撃ち抜くと、最後に21倍のセパレートブルに3回チャレンジできる」ことです。なので、上手く行けば21×50+21×50+21×50=3150点が狙えます。最悪でも21×25+21×25+21×25=1575点は押さえておきたいところです。

ラストで1575点を確実に取ると考えると、T18、T19、T20を18番目、19番目、20番目に獲ることができれば、2245-1575=670となり、1〜17まで全て順番通りにシングルを打ち抜いても1785点なので、十分合格圏内に入ることが出来ます。ここで狙ったシングルを確実に獲る練習が生きてくるわけです。ちなみに全てシングルで獲り、ブルボーナスもSBULL×3だった場合の合計点は4445点となりますので不合格です。

注:ボクは算数やら数学が大変苦手なので、もしかしたら計算が間違っている可能性があります。一度と言わず二度三度、ご自身で計算していただきますようよろしくお願いします。

701 (セパレートブル・Open In/Master Out)7ラウンド以内フィニッシュを2回

第一段階のSHOOT OUTが合格できたら、次は701を7ラウンドフィニッシュしなければなりません。しかもセパレートブルとMASTER OUTの条件付きです。

ファットブルならハットトリック=150なので150×5=750で合格できますが、セパレートブルなので75×7=525となり不合格です。この場合1ラウンドで101点以上をキープする必要があるので、キャッチも含めて一番効率のいい狙いはT20ということになります。が、それでも101点/ラウンド毎となると最低でも「T20-S20-S20=100」は必要ですし、どこかのラウンドで「T20-T20-S20」か「F20-D20-S20」が要求されます。

この試験の合否は「T20に決められる正確さ」であると言えます。T20にたくさん決めることができれば、アレンジをして得意ナンバーで上がることも可能かもしれません。

ちなみに「T19」をメインで狙った場合「T19-T19-T19=171」となりますので、最短5ラウンドほどで合格できます。こちらもほぼT20狙いの正攻法と同じような攻略になってくると思います。もしT20よりT19の方が得意だという方は、後者の攻め方を積極的に練習してもいいと思います。

最後はCRICKET COUNT UPです

スタッツ5.1以上を出すという条件なので、各クリケットナンバーに対して「T-S-S」が最低条件となり、トリプル狙いのキャッチ待ちでスタッツを稼ぐことになると思います。攻略法としては先程の701とほぼ同じような感じですが、ゼロワンもクリケットも挽回がききます。例え「S20-S20-S20」となってしまっても、次のラウンドで「T19-T19-S19」と狙うことができれば大丈夫ということになります。

意外とクセモノなのが.1の部分で、トリプル-シングル-シングルでは3+1+1=5マークとなり、この.1を達成することが出来ません。
すなわちトリプル×2+シングルかトリプル+ダブル+シングルを必然的にマークしなければなりません。

続けてPEFECTのプロ試験です

[ 男子 ]
501(8スロー 24ダーツ以内・ダブルアウト)

*5レッグ中、1レッグクリアで合格
*ブルセパレート(アウターブル25点・インナーブル50点)

このような概要です。

JAPANに比べると幾分簡単なように思いますが、実際はどうなのでしょうか?
まず501を8ラウンドでクリアーするためには各ラウンドで63点以上が必要となります。ならばSBULLばかりを狙ったら合格できるか計算してみます。

式:(SBULLの点)×(最後のダブルアウト用の1投を除く23投)=25×23=575点で合格となります。

ならば最短かつ理想の合格は、501-25×19=26、26=D13となり、20投で合格できる計算になります。それでも残りが4投なのでミスはほぼ許されませんが、途中で何本かがDBULLに入ればさらに早く合格できることになります。

5連続でハットトリックを出せる自信があれば十分合格圏内に入れます。また、それほどの腕があればJAPANでも合格可能だと思います。

つまりどちらか一方のプロ試験に合格して、もう片方のプロライセンスを申請してダブルライセンスにしておけば、日本国内の大型ダーツ大会には概ね出場できることになります。早くプロとして活動したければPEFECTの試験を、じっくりと技術を磨いた上でプロになりたければJAPANを受験されることをオススメします。

まずはハットトリック5連続が目標であり最低条件です。
ゲームセンター等に置いてあるフェニックスのマシンなら、プロ試験と同じモードで練習することが出来ますので、ぜひ腕を磨いて下さい!

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