自身の経験になるのですが、ボクがダーツをやるときに一番意識するのは、ダーツ界最強の男「フィル・テイラー」のスタンスそのものです。スローラインの立ち位置、狙い方、あごの引き方、構えの高さ、体の向きやスローイング、そしてフォロースルーから次のダーツを取って構えるまでの一連の動作において、グリップ以外は完全にコピーしたつもりでプレイしています。

練習方法はココにも書きました
ダーツが上達するための方法や練習

そして肝心の練習内容ですが、ハードボードのインブルばかりを狙い続けるということをよくやっています。

ブルに確実に入れられるということが、まずダーツで試合をする第一歩ではないかと思っているからです。ブルに入らなくても、ある程度狙ったターゲットにグルーピングできるようになれば、同じような感覚と狙いでどのターゲットでも入れられるようになっています。

要するに「狙ったターゲットへダーツをコントロールできるようになっている」ということなので、そうなってくると脱初心者レベルになって、「シングルアウトだと簡単すぎるな~。これからはマスターアウトで練習するか」なんて思い始めて、ダーツがますます楽しくなってきている頃だと思います。

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妥協しない練習を心がける

ただ、どの本にも書かれているのですが、上手くなりたければ、練習では一切妥協しないことです。

「今日は何時間かかっても◯◯を達成するまで投げ続ける」のような、実力相当で明確な目標を作り、そして達成することです。そのとき制限時間は撤廃しておきましょう。目標を達成する前に時間が来てしまったら、練習の意味がなくなってしまいます。プロの方が何時間も練習するのは、制限時間型で練習しているためではなく目標達成型で練習しているためで、次々に目標を変えてクリアーし続けているためです。

そして練習目標を達成したことに満足したら、しっかりと全身のケア(特に利き手と利き目)をしましょう。

練習したことに満足してはいけません。練習目標を達成したという結果に満足しましょう。そしてまた次の目標を達成したら、さらに次の高度な目標を達成しましょう。練習が辛いとか退屈だと思う人は、あまりダーツに向いていないのかもしれません。

勉強がよく出来る友だちは、勉強を「辛い」とか「大変」とか、ネガティブなものとして捉えていないと言います。

ネガティブな考えでは練習も楽しくないし、上達しないし、全く意味がありません。「練習することが楽しくて時間も忘れてしまった」というぐらい集中することができれば、自分自身の上達が味わえて、もっとうまくなろうという気持ちが自然と沸き上がってくると思います。

ボクは上手くなるために練習したりすることもありますが、それ以上にパーツの組み合わせやスローイングのちょっとした変更で、今までできなかったことが簡単にできるようになる瞬間が大好きなのです。だからパーツ類も自室の仕事机の上に置いて、思いついた時にパーツを交換してすぐに投げることを繰り返しています。ダーツを触れないような移動中や入浴中などでも、スタンスやリリースポイントのことを考えています(洗面所には鏡がありますので、自分のスタンスを研究するのにちょうどいいのです)

年中場所を問わず、全身でダーツの上達方法を研究をしているようなものです。そして時間があれば自宅のダーツボードに向かってひたすら投げ込むのです。

具体的な練習方法

さて、具体的な例を挙げるなら、まずは「ブル」を集中的に練習しましょう。
ブルはボードの中央にあり、最も狙いやすく、そしてボードまでの高さと距離を掴む練習にもなるからです。スローラインからボードまでは意外と遠く、床からブルまでは意外と高いものです。

ブルへ集中的に投げ込むことで、ボードまでダーツを飛ばすための力加減をしっかり体に覚えさせましょう。
また、真っ直ぐ飛ばすことができるフォロースルーも身につけましょう。ボクの考え方ですが、ダーツへの推進力となるのはテイクバックと柔らかなスナップの使い方で、方向性を決めるのはフォロースルーだと思っています。

フォロースルーと聞くと「投げたあとの静止動作」のように思われがちですが、ボクはテイクバックの終点からすでにフォロースルーが始まっていると考えます。だからこそダーツの方向を決めることができるのだと思いながら、最後の指先まで意識しつつ練習しています。

ブルに入るようになってきたら、そのフォームと狙い方で「トリプル」を狙ってみましょう。

T20から始まって時計回りに、トリプルへ3投中1投げでも入ったら右隣へターゲットを移動する。時間はかかりますが、それを3周するぐらいの気持ちで最初は始めてみましょう。トリプルを狙うというのは、クリケットでは当然必須になりますし、ゼロワンでも大きく持ち点を削ったりアレンジに使ったりと、非常に有効です。

トリプルの次は「ダブル」を同じ要領で練習します。

が、トリプルと違うところは「アウトボードする可能性が高い」ことと「ダブルアウト」が存在するということです。ハードダーツで行うゼロワン(大会などでは501が主体)では、最後をダブルで締めなければならないというルールが存在します。これを「ダブルアウト」と呼びます。つまり残りが「3」なら「S1→D1」のような上がり以外は認められないということです(残りが「1」になるとBURST扱いになります)

アウトボードする可能性が高いとは言え、トリプルよりも面積が大きいので、狙いとDARTSの飛ばし方がしっかりと出来ていれば、あまり苦にならないものなのです。

最後は「シングル」の練習です。
今までと同じ要領で「外側のシングル」→「内側のシングル」を練習しましょう。当然ですが、シングルもゼロワンのアレンジにおいては重要なターゲットです。可能な限りミスなく狙えるようにしておけば、試合に出場しても焦らずゲームを進められるでしょう。

少し上達してきたら「ブル」と「クリケットナンバー」をより一層重点的に練習するべきでしょう。
ゼロワンの基本はブル、クリケットナンバーを全て締めても最後は「ブル」。「ブルに始まってブルに終わる」のです。最初のうちは狙い通り飛ばせなくて辛いものですが、練習を積んでいれば、ある日を堺に面白いように狙い通りにダーツが飛ぶようになります(ボクはコーチや上手い友人がいなかったので、一人で練習した結果2年ほどかかってしまいました)

近所にダーツショップやダーツバーがある方は、ぜひ店員さんにコートをお願いしてみましょう。上達の速度が格段に早くなりますし、対戦もできて面白いと思いますよ。

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